優勝賞品は「マグロ丸ごと1匹」!! このユニークな市民将棋大会を巡って起った騒動のまとめサイトです。 (更新終了済)LPSAによる 「対局ボイコット事件」もまとめました。右の「カテゴリ」から「対局ボイコット事件」を選んでご覧ください。
2017年05月30日 (火) | Edit |
5/29 将棋連盟通常総会
 日本将棋連盟新役員のお知らせ
 https://www.shogi.or.jp/news/2017/05/post_1544.html
 
 2017年5月29日、将棋連盟の総会が開かれました。
 今年3回目ですが、今回の総会が毎年行われている年一回の通常総会です。
 中身は、

・新理事の決定
・佐藤会長の続投
・外部理事の変更

等で、三浦事件に関する進展は一切ありませんでした。
 もう完全に終結したということで、対外的には統一する模様です。

 個人的な注目ですが、サッカーの川渕会長が理事から居なくなり、代わりに三菱UFJ銀行OBやフジテレビの次期社長に内定している遠藤周作の息子(将棋マニア)や駒職人が新たに入るにとどまり、連盟改革に繋がりそうな批判的な外部理事は一切招聘されませんでした。

 農民のために、地道で困難な土木作業して用水路を確保するより、降って来た雨を指して「この雨はワシが降らせた」と言う方が、現実社会ではずっと効果的なことが多いのも事実です。
 将棋連盟もまた、地道な普及活動や制度改革を行うより、降ってきた天才に群がり「ワシらが育てた」と言うだけの道を進んでいるようです。

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2017年05月24日 (水) | Edit |
 前回少し、手抜きをしすぎたので、一点だけ和解について、解説します。

 今回の和解は、将棋連盟常務会が行っています。
会見でも、佐藤会長は明言していますし、将棋連盟の発表文でも常務会名となっています。
 しかし、果てして現常務会が、勝手に三浦九段と和解することが可能かどうか?という点で、大いに疑問があります。

今回和解を承認した将棋連盟常務会メンバーは、
佐藤康光
東和男  ●
井上慶太 ●
佐藤秀司 ●
杉浦伸洋 ●
の、5名となります。
 ●がついてるのが、三浦処分を下した当時も常務会メンバー(当時は11人編成)だった(第三者委員会認定済み:報告書9ページ参照)人たちです。
 常務会はそもそも定款等の設置根拠もなく、常務会の決議の方法についても特段の定めがありません。その決議については、通常の会議体の基本原則によるものと認められるとしています。(第三者委員会認定済み:報告書9ページ参照)
 
 難しい話に思われるますが、簡単にまとめると、

・三浦事件当時、常務会は11名で構成されていた。
・現在は5名となっている。
・そのうち4名が、和解に関する利害関係者
・議決の方法は、定めがないので通常の会議原則に従う。
・この第三者委員会の判断を連盟は尊重する。

となっています。
 通常の会議原則が何を意味するのかは、第三者委員会の恣意的なものが多分にありますが、将棋連盟においては、定款で定められている理事会の原則を適用するのが妥当でしょう。
 そうすると、まず常務会の開催条件ですが、理事会(常務会)のメンバーの過半数が出席することが、求められます。(将棋連盟定款第30条)
 正規の常務会メンバーが11名だとすると、現行メンバーは5名しかおらず過半数の要件を満たしていません。
 もちろんこれに対しては、常務会メンバーは可変するので現在は5名なので3人以上が出席すれば良い、と解釈することも可能です。
 しかし今度は、「決議は、決議について特別の利害関係を有する理事を除く理事の過半数が出席し、その過半数をもって行う。」(将棋連盟定款第30条2項)に引っ掛かります。
 すなわち、和解に関して当時の常務会の措置が妥当かどうか判断するわけで、当時の常務会メンバーが「特別な利害関係を有する」のは自明であり、決議に参加は出来ません。
 自分たちが有罪か無罪か決める裁判に、自分たちが陪審員として参加するのは、一般的な会議の原則からはかけ離れますので当然のことです。
 よって、現常務会で今回の和解承認に関して参加できるのは、5名中佐藤新会長1人のみとなります。5名中1人しか参加しないのでは、定款の原則でも、通常の会議原則でも、議決は不可能です。そもそも会議ですらありません。
 よって、結局どうあがいても、今回の和解を常務会で決める事は不可能なのです。
 残念ながら、記者会見でここまで追求した記者の方はおらず、大本営発表を鵜呑みにせざるを得ない状況です。

 このような馬鹿馬鹿しい事態になってるのは、第三者委員会の無理矢理な常務会無罪の理屈作りのためです。
 前回、今後連盟の負担になると書きましたが、今現在でも既に目茶苦茶なことになってるのです。
 第三者委員会を尊重する前提を崩さない連盟ですが、そのこと自体が第三者委員会の各種認定と矛盾を生じる結果になっており、事実上ガバメントが崩壊してしまっていると言っていいでしょう。

2017年05月24日 (水) | Edit |
2017/5/20
叡王戦、タイトル戦へ昇格。(将棋連盟ホームページ)
https://www.shogi.or.jp/news/2017/05/863.html

 電王戦の挑戦者決定戦の位置付けだった叡王戦ですが、タイトル戦として昇格することになったようです。
 既存のタイトル戦に比べても、かなり高額な棋戦(序列3位)だったので当然の成り行きかも知れません。
 持ち時間を選択制にするなど、新たな取り組みもするようです。
 また、米長政権下で増えた棋戦が、谷川政権下では減少一途だったので、佐藤新会長としては、大きな業績をあげたと表面上は言えます。

2017/5/24
三浦弘行九段と日本将棋連盟の間で和解成立のご報告(将棋連盟ホームページ)
https://www.shogi.or.jp/news/2017/05/_3.html

 将棋連盟の発表によれば、

・三浦九段が不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はない
将棋連盟の措置は、やむを得ないものと評価されるべきである
・将棋連盟が慰謝料として三浦九段に一定の補償(金額は非公表)を行う
・今回の和解をもって、一連の騒動に関し、終結する

と、いう内容でした。
 あわせて、ニコニコ生放送でも佐藤会長、三浦九段による会見が行われ、

・常務会による三浦九段に対する休場の強制はなかったと確認する。
・「このままでは竜王戦で開催出来なくなかった。」は、実際にはそのような発言はなく、「このままでは問題である」趣旨の話題を三浦九段の誤解釈したものだったことを確認する。
・会見に先立ち、渡辺竜王から謝罪を受けた(三浦九段)。
・渡辺竜王は2~3回「すいませんでした」と繰り返した。
・慰謝料の算定は、第三者委員会の報告を前提に算定、対局料は考慮していない。
・現在三浦九段(とその対戦相手)だけに実施されてる金属探知機検査は、三浦九段も「意地でやってる」所もあり、あと少ししたら止める意向。
・慰謝料の支払いは、連盟の原資で行う。(告発者等への求償はなし)

という質疑応答もありました。
 
 どんな形であれ「決着」をつけたのは、過去のほとんどの事件を有耶無耶に済ませてきた将棋連盟を考えれば、評価出来ると思います。
 理事が削減された状態で、混沌とした三浦疑惑事件の和解のみならず、叡王戦のタイトル化を成し遂げた佐藤会長は、多分に評価されてよいと思います。
 但し、将棋連盟・三浦九段・その他棋士たちは、一定の満足をすると思いますが、ファンが全く納得しないのも事実です。
 「文春は味方」「外部理事会の形骸化と常務会の独裁制」「引退棋士による安直な意思決定」など、今回明らかになった連盟の体質が、すべて「やむを得ないものであった。」と決着したことは、ファンを大きく失望させるものです。
 象徴しているのが、この

和解劇自体が、理事会ではなく常務会

で決められ、発表されていることです。
 真に必要な和解は、失望させ続けられたファンとの和解であり、その最後の機会を逃してしまったことは、将棋連盟の将来にとって大きな負担になると予想しています。

 今回の会見の最後に、佐藤新会長は、

「これからも、将棋の真剣勝負の透明性をいかに高めて、伝えていくのかが重要だと考えています。よりファンの皆さまに楽しんでいただける将棋界を生み出していきたいと思いますので、これからもご指導の方をよろしくお願い致します」

と締めの挨拶をしています。
 一縷の希望をいだいて、最後にお願いします。
 せめて対局規定くらいネットで公開してください。

2017年04月27日 (木) | Edit |
 臨時棋士総会で、半数の理事を解任してから2カ月が経ちました。
 恐ろしいことに、それ以降、何一つ進展がありません。
 三浦九段への補償問題はおろか、「理事会の責任はない」とした第三者委員会報告も撤回されず、そのまま継承されています。
 理事解任の際、棋士たちは、誇らしげに将棋連盟の自浄作用を自画自賛していましたが、結果はやはり、と言うしかないものでした。

 現在、将棋界は、数年にわたって続いた電王戦・ニコニコバブルがはじけ、それでも懲りずにabemaバブルと藤井四段バブルを起こそうと躍起になっています。
 10年に1人の逸材が毎年出るプロ野球ドラフト、サッカー代表の期待の若手詐欺などと同様の、昭和テレビ時代の茶番劇が果たしてどこまで通用するかは分かりませんが、そういう付け焼刃な対応では全く通用しないどころか、反動の被害の方が大きい気がします。

 人は、過ちを犯すものです。ほとんどの人が、一度の失敗や過ちで抹消されるような世界は望んでいません。
 但し、過ちを犯しても反省もせず、誠実に謝ることが出来ない人には、厳しいものです。
 組織も全く同じです。
 三浦事件の責任を有耶無耶にしたまま、藤井バブルをアピールして、はしゃぐ棋士たちの姿に、寒々としたものを覚えます。
 

 

2017年02月28日 (火) | Edit |
2/27 理事の解任を求める臨時総会開催

 本年2度目となる総会が開催され、三浦処分に関わった理事のうち残り5人の解任動議の採決が行われました。
 結果は、

5人中、3人が解任、2人が残留

となりました。
 既に、前回の総会で、井上慶太理事が84%の支持を受け信任されており、トータルでいうと

3人が残留、3人が解任、2人(谷川会長、島理事)が辞任

という結果に終わりました。
 ネットでは、好意的に捉える方も多く、解任動議の発起人である上野元理事も、

まだまだ課題は山積みですが、将棋連盟という組織の自浄作用をお見せできたと思います。

と、偉業を成し遂げた感にあふれるツイートをしています。

 率直な疑問として、

・代わりがいるの?
引退棋士が半数を占める解任動議ってなに?
・三浦処分の責任問題なのに、なんで3人だけ解任で、3人が信任なの?
・で、結局なにが変わるの?何が解決するの?

と、何一つ良いことがないように見えます。
 問題解決どころか、

引退棋士による運営介入の悪しき前例化
・全会一致で三浦処分を決めた常務会の半数が信任。
・あくまで一部の理事だけが悪いという結論。

という、新たな問題を生み出しただけです。
 株主優待生活を満喫している桐谷さんが、将棋連盟の理事解任動議する根拠や正当性はあるのでしょうか?坂東英二や張本や大沢親分が、プロ野球界の重要事を決定するのと同じ、愚行といえます。
 また、常務会全員で三浦処分を決めたのに、一部の理事だけ解任という結果は理屈が通りません。
 今回の解任動議が、三浦問題を隠れ蓑にした、利権争い派閥争いに過ぎないことが、はっきりしただけです。

 繰り返しになりますが、おかしいのは理事だけでなく、棋士全体がおかしいということが今回もまた証明されました。
 既に良識あるファンは、連盟から「文春は味方、ファンは敵」と認定された時点でほとんど去り、建設的な議論はなされなくなっています。
 残った棋士も盲目的ファンも狂信的アンチも、誰が敵で、誰が悪くて、誰の責任だということばかりに夢中になり、棋界全体が腐っていることは放置され続けていくのでしょう。

 不正会計のデパートこと東芝も、一昨年の不正会計発覚時には、それなりに「東芝ファン」的な意見が活発に見られましたが、見事にこれを切り捨て無視した結果、今回は誰も関心すらもってなく、一部のクソ株マニアだけがウォッチして楽しんでいます。
 さらに悲惨なのは三菱自動車で、10年前にリコール隠しをして叩かれ懲りたはずが、隠ぺい体質は全く変わっていませんでしたとばかりに燃費偽装事件を引き起こし、誰一人惜しむもののないまま、日産に買い叩かれてゴーンの軍門に下っています。
 バスケ界では、プロリーグ分裂を含む内紛を解決できないまま、五輪予選出場停止処分を課され、結果サッカー界の川渕会長にすがり、現在は女子バレーの三屋会長が後を引き継いでいます。
 当ブログの主役であったLPSAも、現在は独自の事務所はなく、将棋サロンも一個人である女流囲碁棋士の会員制クラブに間借りさせてもらっている状態です。

 将棋界の改革は、全ての決定権が、棋士の手からこぼれおち、他の人の手に渡ってから為される運命なのかもしれません。