優勝賞品は「マグロ丸ごと1匹」!! このユニークな市民将棋大会を巡って起った騒動のまとめサイトです。 (更新終了済)LPSAによる 「対局ボイコット事件」もまとめました。右の「カテゴリ」から「対局ボイコット事件」を選んでご覧ください。
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2013年02月28日 (木) | Edit |
 色々見てきましたが、そもそも「なぜLPSAは対局ボイコットをしたのか?」が未だに分かりません。LPSA自身の説明では、「契約を解除したから」としていますが、ファンが知りたいのは、真の理由です。

 以前ご紹介したとおり、現在LPSAでは、「ツアー女子プロへの応募者はほぼ皆無」の状況であり、新人が増える見込みが全くありません
 更にもう一つの問題として、「最近LPSAの独自棋戦の回数が減少してるけど、経済的に大丈夫なの?」という意見が2chでも指摘されています。
 今回はこれを見ていきます。

 LPSAでは、日レス杯天河戦の2つの公認棋戦と、1dayトーナメントという準公認棋戦を開催しています。
 これらは連盟の関与も参加もない、LPSA独自の棋戦です。

 まず、1dayトーナメント(以下、1day)から見ていきましょう。
 1dayは、1回戦から決勝までを1日で行うスピーディなトーナメント戦で、毎月1回開催するとされています。大会の名称は、第○回○○カップと言ったスポンサー名を冠したものになることが多いです。
 1dayは、これまでに52回開催されています。(2013年2月28日現在)
 その年別開催回数を見てみると

2007年  7回※(内、ペア将棋1回)
2008年 12回 (内、ペア将棋1回、アマ大会1回)
2009年 12回 (内、ペア将棋1回、アマ大会1回、動物将棋1回)
2010年 10回 (内、ペア将棋1回、アマ大会2回、動物将棋1回)
2011年  5回 (内、ペア将棋1回、アマ大会1回)
2012年  5回 (内、アマ大会1回)
2013年  1回 (内、アマ大会1回)

となっています。(※注 1dayは、2007年の6月からはじまっており、2007年も毎月開催されています。)
 2009年までは、月1回開催の原則が守られてきていたのですが、2010年以降減少しています。
 この減少を食い止めるべく、アマチュア大会やどうぶつ将棋大会を1dayとしてカウントするなどしましたが、2011年の大震災を契機にその努力もあきらめたようです。

 次に企業スポンサー付きの1dayの年別開催回数を見てみると、

2007年  7回
2008年 12回
2009年  8回
2010年  6回
2011年  3回
2012年  3回
2013年  1回

となり、スポンサーの減少は、2009年から始まっていることが分かります。
 2009年は、マグロ名人戦騒動が起こった年であり、渡部愛ツアー女子プロが誕生した年でもあります。

 今度は、個別具体的に1dayの歴史を見てみます。
 元々1dayは、月1回の開催・年12回開催であり、ゴルフのツアー同様、一度スポンサーが固定すれば来年度の同じ月にも協賛することが多いはずです。
 こうした定番化したスポンサー大会は、1dayでも「3つ」ありました。
 一つ目は、毎年12月(初年度のみ10月)に開催されていた「フランボワーズカップ」であり、渡部愛さんは、この大会を連覇することによってLPSAの女流棋士規定をクリアしています。しかし、この大会も昨年から開催されなくなってしまいました。原因は不明ですが、中国産食材を輸入販売する会社がスポンサーだったので、「尖閣」問題の影響もあったのかもしれません。
 二つ目の定番の大会は、「ライフプランカップ(途中までファミリーカップ)」です。この大会は、毎年11月に行われ、初年度から一昨年まで、全て「ペア将棋大会」だったというユニークなものでした。スポンサーの社長自身もペアに参加することが多かった大会でしたが、昨年は、女流棋士の普通のソロ大会となっています。社長が参加出来ない用事が出来たのか、それとも女流参加の通常の1day減少を補うためソロ大会に変更したのか、原因は不明です。
 最後の一つは、毎年3月(震災の時だけ5月)開催の「けやきカップ」です。こちらはLPSA中倉姉妹の地元の府中市で、LPSA設立以前から行われていた「府中将棋祭り」がそのままスライドしたものです。昔は羽生名人や渡辺竜王も出演していたほどの「祭り」でしたが、LPSA設立以降は、中座七段(中倉彰子の夫)や堀口七段(中倉姉妹の師匠)が解説に参加する程度になっています。統計にはカウントはしてませんが、既に今年の開催概要も発表になっています。

 この他の現在まで行われている1dayを見ると、「ファンクラブカップ」と称されるLPSAのファンクラブ会員向けの大会があります。最初に行われた第7回ファンクラブカップでは協賛企業がついていたのですが、次に行われた2009年5月の第24回ではスポンサーはなくなっており、ファンの参加費も前回の2000円から3000円の値上げになっています。この第24回は、マグロ事件が佳境を迎えている真っ最中で行われ、更に渡部愛ツアー女子プロのデビュー戦でもありました。これ以降の第39回・第44回・第50回のファンクラブカップでも、スポンサーが付くことはありませんでした。
 また、変わり種では「マンデーカップ」があり、LPSAの将棋教室の生徒がスポンサーの大会です。2008年7月21日に行われた最初のマンデーカップ(第14回1day)では、生徒の他にも企業スポンサーがついていました。しかし、それ以降、第26回・第37回では企業スポンサーはついていません。なお、第26回のマンデーカップでは、LPSAファンの中では知名度の高い一公氏が、「見られて萌える船戸女流二段が連覇達成」という観戦記を書いています。

 おそらく今年今後開催される1dayは、「けやきカップ」「ライフプランカップ」「ファンクラブカップ」の3つだけと思われます。
 LPSAの女流棋士規定では、「1dayで3回優勝」で女流棋士3級となっていますが、年3~4回しか対象となる1dayが行われない状況を考えると、有望な女流棋士志望の女の子がLPSAに入るのは自殺行為と言えます。

 かなり細かく見てしまいましたが、1dayの状況を簡単にまとめると

新規スポンサーが全く付かず、当初の「4分の1」ほどの規模に縮小

しているということになります。

 また、LPSA公認棋戦である天河戦開催が危ぶまれています
天河戦は、これまで4期行われてきましたが、予選が11月から遅くとも1月には開始されていたのですが、2月末になった今になっても、今期についてのアナウンスは何もありません。
 よってLPSA棋戦で安泰なのは、日レス杯だけとなりそうです。
 
 あくまで、外側から見た推測なので、1day等の減少が、LPSAに経済的ダメージを与えているのかは不明です。しかし、1dayの新規スポンサーが付かず毎月開催が出来ないことや、LPSAの新人志望者がいないことは確かです。
 そしてこれが、

新規スポンサー獲得出来ず

1day開催減少

新人がLPSAに入るメリット減少

人材不足で1day対戦カードがマンネリ化

1dayの魅力低下

新規スポンサー獲得出来ず

と言った感じで、相互に絡み合って悪循環に陥っており、一朝一夕に解決するのは難しくなっています。
 さらに言えば、この悪循環は今に始まったことでなく、既にマグロ事件当時の2009年頃から言われており、それから4年経過し、そろそろ限界に近付いているのかもしれません。

 この状態を一挙に解決しようと思えば、真っ先に思い浮かぶ策が一つあります。

よそと戦争すること

です。
 LPSAのボイコットの真の理由が、こうした理由でないことを祈ります。
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