優勝賞品は「マグロ丸ごと1匹」!! このユニークな市民将棋大会を巡って起った騒動のまとめサイトです。 (更新終了済)LPSAによる 「対局ボイコット事件」もまとめました。右の「カテゴリ」から「対局ボイコット事件」を選んでご覧ください。
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2013年07月20日 (土) | Edit |
 7月16日、LPSAのホームページに、「ご心配とご迷惑をおかけした皆様へ」(ご報告)という文書が掲載されました。
 前回の連盟の対応を受けての、LPSAの発表になります。

 中身について見ると、

多くのご関係皆々様のご尽力とご助力により、お陰様をもちまして当協会所属女流棋士 渡部 愛(わたなべ まな)が女流3級として今後の女流公式棋戦に出場させていただける運びとなりました。

と渡部愛さんの女流3級デビューの報告がメインのものとなっています。
 
 続いて、

 今後、日本将棋連盟とは新人女流棋士の認定と出場などをはじめ女流棋士制度や女流棋界の諸事案、取り決め等に関し、解決に向けて協議にあたることとなっておりますので、より良いご報告ができるよう真摯に努めてまいります。

ともしています。
 この部分は、2月の連盟発表の際に明らかになった連盟の二つの要求のうちの一つ「連盟と仲良くする、皆が納得する認定基準を作ると表明する事」のクリアを目的としていると思われます。
 以前の「さすが谷川文書」にも記載されていたのですが、マイナビへの謝罪の際にHPからリンクから外したので、形式上、そのままコピペしたのだと思われます。
 これにより、2月22日に発表した連盟の「当時の要求」は、二つともクリアしたことになります。
 もう一つの要求であった「マイナビへの謝罪」は、連盟も「かなり不十分」としながらも渡部さんの女流3級を認めることで既に承認されている形になっています。
 先日の連盟の発表では、再発防止策も改めて要求しており、当時の要求と現在の要求は異なることから、これをもって石橋女流の措置が解除されるかどうかは不明です。
(今回の文書には、再発防止策への言及なし。)
 
 更に続いて、 

尚、私共による説明不足をはじめ、当協会はまだまだ至らぬ点が多くございますが、

とも書かれており、LPSAは、とんでもない勘違いをしていることが分かります。
 連盟に対する憎悪現代社会が抱える問題点については、記者会見動画やマイナビ宛て文書等で十分に説明してもらっていますので、これ以上はやめていただきたいと、切にお願いします。

 そして最後に、渡辺愛さんの写真付で愛さんのコメントが添えられています。

 今回の文書は、渡部愛さんの女流3級を連盟に認めさせた戦果をアピールする

LPSAの勝利宣言

というのが妥当でしょう。連盟が、まだ未決着だというテイストで書いているのに対して、今回のLPSAの文書は、関係者への感謝や前向きな希望に満ちた言葉にあふれており、LPSAでは「もう勝負はついたから」と判断しているのかも知れません。 

 そこで、現時点での今回のボイコット事件における「目に見える結果」だけを簡単にまとめておきます。

 LPSA石橋女流のボイコットの最大の目的は

LPSAが独自に認定した渡部愛女流3級を連盟に認めさせること

でした。
 そして、この目的は見事に達成されました。
 一方でLPSAは、マイナビOPへの不参加や連盟棋戦への石橋女流の推薦禁止、という代償も支払っています。
 とはいえ、ボイコット発生当時2ch上で、「LPSA全女流を全ての連盟棋戦からの追放」までもが多く叫ばれていたことを思えば、元からしてその代償は軽いものでした。
 更に言えば、既にマイナビ社は謝罪を受け入れており、マイナビOPへのLPSA女流の来期からの出場への障害もなくなっています。石橋氏の処分も、連盟が当初要求したことは全てクリアしており、再発防止策云々の問題はありますが、連盟も解除に応じざるを得ない状況になっており、わずか一つ或いは二つの棋戦の不参加で済みそうです。
 よって、LPSAは、

ほぼ無傷で当初の目的を達成した

と言ってもいい結果となります。

 片や連盟は、里見4冠(当時)という看板棋士の対局をボイコットされたあげく、犯罪者扱いの糾弾を受けた結果、極めて甘い妥協案を提案したが、それさえも蹴られ、一旦は「石橋女流は棋士の心を失った」と強弁するも、スポンサーへの「かなり不十分」な謝罪しかしなかったLPSAの要求を丸呑みし、スポンサーへの尻ぬぐいをさせられ、最後には女流棋士規定の変更まで余儀なくされることになっています。
 マグロ事件以来、米長マニアを名乗っているブログ主の視点で見ると、「原則は絶対に譲りません」と言っていた米長会長の死後わずか半年で、しかも連盟自身が研究分析を重ねた結果改革するならいざ知らず、また将棋ファンが特例を認めろ!と押し寄せたわけでもないにも拘わらず、他団体の一女流のボイコットに迎合して遺言を覆すことに、谷川会長をはじめ理事や棋士のうち、誰ひとり異論を唱える人がいないことが、残念でなりません。
 今一度、谷川会長には、、

将棋ファンを大切にされた米長会長の遺志を継いで将棋界の隆盛のため全力を尽くしてまいります。」

という就任時のご自身の言葉を思い出していただければと思っています。
(死後たった半年で、あっさり裏切られる故米長会長の哀れさを思うが故の記述とお許しください。特に谷川九段ファンの方、ごめんなさい。)
 また、スポンサーであるマイナビも、LPSAに散々言い掛かりをつけられ罵声満載の文書を送り付けられたあげく、ボイコットで自社名を冠したタイトル戦を滅茶苦茶にされ、その結果、一方的に悪者としてメディアに報じられヤフートップを飾り、5か月経過してようやくLPSAからの謝罪を勝ち取るもこれを報じたメディアは1社もない、という惨状です。

 このように「目に見える結果」だけを見れば、LPSA大勝利連盟マイナビの完敗という結果になっています。
 おそらく多くの将棋ファンが望む結果からは、ほど遠いものですが、
・「ボイコットは間違いでした。すいません。」とファンにストレートに謝らないLPSA
・「スポンサーへの謝罪」のみを要求し「ファンへの謝罪は不要」と判断した連盟
の、共にファンのことを考えない両団体が妥協した結果なので、ファンの望む結果になるわけがありません。
 あとは「目に見えない結果」ですが、これはもう、今後を見ていくしかないと思います。

 7月17日、渡部愛さんのブログが更新されました。
 その中で、

きっと今までのことは小さなものと思えるくらいこれからが大変な世界だと思います。

と書いています。
 渡部愛女流3級誕生を巡る今回の「対局ボイコット事件」という前代未聞の騒動は、決して小さなことだとは思えません。
 しかし何年か後に、本当に小さなものだったな、とそう思わせるくらいの活躍を見せてくれることを期待したいと思います。 
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