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優勝賞品は「マグロ丸ごと1匹」!! このユニークな市民将棋大会を巡って起った騒動のまとめサイトです。 (更新終了済)LPSAによる 「対局ボイコット事件」もまとめました。右の「カテゴリ」から「対局ボイコット事件」を選んでご覧ください。
2017年02月07日 (火) | Edit |
2/5 棋王戦開幕(渡辺竜王対千田六段)

2/6 臨時棋士総会
 メディアや田丸九段のブログによれば、

佐藤九段が約93%、井上九段が83%の信任票を得て、理事に選任
理事会で佐藤康光新会長が選出
臨時総会召集を請求する動議が28人の正会員からあった
内容は、5名の理事の解任。
2月27日に再度臨時棋士総会開催

となっています。
 また、佐藤康光新会長の記者会見で、

常務会は三浦九段に公式謝罪していない。

ことも明らかになっています。

 棋士個人の人格等は別にして、三浦処分に直接関わった理事が信任されたことにより、

棋士の総意として常務会支持が明確

になりました。第三者委員会報告の受け入れ撤回もせず、常務会独裁も追認されたことになります。
 解任動議もありますが、出席者の80%以上の棋士が常務会を支持した今となっては、遅すぎです。
 あとは2月13日の三浦復帰戦(対羽生戦、竜王戦予選)で、法的には三浦九段の前期竜王戦7番勝負辞退を確定させ(異議を唱えるには対局ボイコットしかない)、政治的には御用メディアを動員して、羽生三冠からの暖かいメッセージを添えた美談ストーリーに仕立てあげれば、この騒動も終わりとなります。
 
2/7 三浦九段、復帰会見。
 復帰戦を1週間後に控えた三浦九段が、インタビューに応じています。
 連盟に対する要望は?との問いに、

「もうこういうの(疑いを掛けられる)はゴメンなので、指していてコンピューターと(指し手が)一致したら嫌だなと思うので、職員さんにボディーチェックをしてもらって、一致しても『たまたまだ』となるようにしていただきたい。意識しながら指すのは嫌なので。(対局相手には必要なく)私だけでいいので」

と、疑惑を持たれることなく対局に集中できる環境整備を要望しています。
 前回の会見でも同じ趣旨の希望を述べており、谷川前会長も佐藤新会長も「対局に集中できる環境を作っていくということが大事。」とそれに答えるかのような発言をしてます。
 しかし実際は、発言後に始まった王将戦で、竜王戦では実施していた

金属探知機の検査を止めるという、三浦九段の要望とは真逆の動き

を見せています。さらにこの責任の所在を曖昧にすべく、「金属探知機の検査は、主催の判断」としています。
 以前LPSAが、「スポンサーが棋士の資格を判断しろ!」と迫ったのと同様に、連盟も、

スポンサーが棋士の不正チェックに責任を持て!

と迫っていることになります。
 メディア向けとは裏腹に、以前嘲笑されたLPSAと同じ愚論を持ちだしてまで、

三浦の思うようには絶対させない

という常務会の強い意志が感じられます。
 そして、それを知りつつ8割以上の棋士が、常務会を支持しました。

2/6 
 産経新聞系サイトiRONNA編集部に、三浦九段の独白が掲載され、

一部のメディアと一部の棋士、そして私が不正をしているという噂をまき散らし将棋界を無茶苦茶にした観戦記者の小暮克洋氏だけは、許せないという気持ちはありますね。

との文が注目を集めています。

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