優勝賞品は「マグロ丸ごと1匹」!! このユニークな市民将棋大会を巡って起った騒動のまとめサイトです。 (更新終了済)LPSAによる 「対局ボイコット事件」もまとめました。右の「カテゴリ」から「対局ボイコット事件」を選んでご覧ください。
2016年12月28日 (水) | Edit |
 12月27日、前日の第三者委員会調査結果を受けて、三浦九段が記者会見を行いました。
内容を簡単にまとめると、

白だという調査結果は評価
連盟の処分が妥当という結論には不服

としています。

まず、第三者委員会、三浦側弁護士双方とも異存なしとした「白」について簡単にまとめると、

発端となった久保戦での「夕食後の30分の離席」がそもそもない。(映像で確認)
疑惑の2局目3局目は、理事が監視していたが不審点はなかった。
2局目3局目の対局棋士の丸山棋士は不正の疑いを抱かなかった。
4局目の一致率も、バラツキがあり、不正の根拠とならない。
一致率そのものが、バラツキがあるもので根拠とするのは困難。
本人家族の全てのスマホPCに、不正の痕跡はなかった
三浦九段の対局では、技巧の一般公開前でも、一致率が高いものもある。
三浦九段より、技巧との一致率の高い棋士は多数いる。

と、グレーというより、はっきり白に近い結果でした。

次に、意見が分かれている連盟処分の妥当性についてです。
これについて、第三者委員会は、

1、処分当時、三浦九段に対するソフト疑惑が存在していた。
2、そのまま出場させれば、大きな混乱が生じる恐れがあった。
3、将棋連盟や将棋界の信頼や権威が傷つく恐れが容易に予見されたこと。
4、処分当時は、竜王戦開幕を3日後に控え、時間的余裕がなく、他の選択肢がほぼ無かった。
5、三浦九段の休場の申し出後、挑戦者交代について、主催者と協議しており、休場の申し出撤回の時点では後戻りできなくなっていた。

という理屈で連盟処分は妥当としています。
 これに対し、三浦九段側は、第三者委員会調査結果と対比させ論駁しており、この部分について詳しくみていきます。

1、処分当時、三浦九段に対するソフト疑惑が存在していた。
 まず、第三者委員会は、以前から噂があったことが下地にあったとしています。
これに対し、三浦側は、一部の棋士が指摘していたのは一致率や離席の多さなど根拠薄弱なものであり、さらに連盟は極秘に三浦九段の対局を監視していたが、不審点はなかったことからも、処分当時の時点では「邪推」に過ぎなかったとしています。

2、そのまま出場させれば、大きな混乱が生じる恐れがあった。
 既に竜王戦七番勝負においては、金属探知機による検査が実施が決定済みで、不正が生じる恐れはなく、大きな混乱が生じる恐れはなかった。

3、将棋連盟や将棋界の信頼や権威が傷つく恐れが容易に予見されたこと。
 一致率や離席など根拠薄弱な理由で、挑戦権をはく奪するほうが、信頼や権威が失墜する。現にそうなってる。

4、処分当時は、竜王戦開幕を3日後に控え、時間的余裕がなく、他の選択肢がほぼ無かった。
 他の選択肢として、金属探知機による検査実施が決定済みだった。
また、3日前ではなく、挑戦者決定戦第二局の時点(8月26日、40日以上前)で、既に理事を監視につけており、十分に調査の時間はあった。

5、三浦九段の休場の申し出後、挑戦者交代について、主催者と協議しており、休場の申し出撤回の時点では後戻りできなくなっていた。
 休場の申し出の経緯は、
・10月11日多数の理事や棋士が取り囲み、三浦に休場届を出すよう要求。
・三浦九段は拒んでいた。
・職員が理事に電話を取り次ぎ、電話を終えた理事が会議室に戻ってきた。
・理事は、「竜王戦七番勝負は、開催されないことになりました。」と言った。
・「竜王戦が開催されないことを承知してくれるか」と竜王と三浦に尋ねた。
・主催者の判断には従うしかなく、三浦も渡辺も了承。
・「今回のことは、連盟にとって大変な損害です、分かってますか?
・こうして責め立てられ休場を口頭で承諾した。
・その後、休場届提出すれば、不正を認めたと受け取られかねないと思い提出拒否
という流れでした。
 出場停止処分が下されたあと、開催されないはずの竜王戦が開催されることを知った。
 このような経緯で、主催者と交渉していたのであれば、後戻りできなくなったのは、三浦九段ではなく連盟の落ち度である。

以上の通り、逐一第三者委員会に反論しており、個人的には三浦側のほうに理があると思います。
特に、5の「竜王戦七番勝負は、開催されないことになりました。」のくだりは、前日の第三者委員会の記者会見の質疑応答で、この部分の質問に対し、非常に歯切れの悪い回答をしていた理由が納得できました。

 また、本ブログでも集中的に解説した「常務会」での意志決定についても言及しており、「第三者委員会は常務会でも出来るとしたが、理事会ですべきもの」とも主張しています。
 寝坊や日時誤認や交通機関の麻痺等の休場が理事会案件で、タイトル戦の挑戦権はく奪が常務会案件というのは、一般人が客観的に見た場合、一番分かりやすくおかしいとわかります。
 第三者委員会は、未公開の対局規定を元に有効としたようですので、対局規定全文も当然今後公開されると思うので期待しています。
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック