優勝賞品は「マグロ丸ごと1匹」!! このユニークな市民将棋大会を巡って起った騒動のまとめサイトです。 (更新終了済)LPSAによる 「対局ボイコット事件」もまとめました。右の「カテゴリ」から「対局ボイコット事件」を選んでご覧ください。
--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2009年05月14日 (木) | Edit |
 米長会長の出した公開質問状の書式や文章自体の評価は、最初の「お知らせ」以上の大惨敗でしたが、その中身はどうなのでしょう。
 前回の「お知らせ」ではこの中身まで完全否定されていました。

 まず注目すべき点は、「公開質問状について」では、

                     公開質問状

一般社団法人日本女子プロ将棋協会
代表理事 中井広恵 様

と、質問する相手を鵜川氏ではなく、LPSAの代表理事「中井広恵女流六段」としている点です。
 4月17日の「三崎支部について」は一般の将棋ファンに向けて出し惨敗、4月28日のさわやか日記では、

弁護士の先生も、将棋の駒を愛しているビルのオーナーにも、その点を原点まで検証していただき「悪いのはこれだったのか」という結論を出していただきたく存じます。共通認識が出来れば幸いです

とLPSA名誉会長の錦織氏や鵜川氏をあわよくば丸め込もうともしていたと思われる米長会長ですが、ゴールデンウィーク中の2ちゃんねる上での流れを見て、予定を変更したようです。
 57歳にもなってスーパーハカーと戦い2ちゃんねるに書き込む鵜川氏と共通認識が出来るはずもないと悟ったのでしょう。またLPSA相談役の鵜川氏個人を倒したとしても、むしろLPSAから弱点が除かれることになり、敵に塩を送る結果になるだけです。
 戦争でも相手方の無能な指揮官ほど、頼もしい味方はありません。
 その結果、LPSA代表理事の中井女流六段に対し、鵜川氏がLPSAの役員であることを盾にその発言について責任を問う形で公開質問状を出したようです。
 中井ファンの私にとっては誠に憎たらしい戦術ですが、一番効果がありそうです。

 「公開質問状」では主に3つの点についてLPSAに問い質しています。
 一つ目は、「行政の指導」の関係です。鵜川氏が「駒音」に「行政から3回連盟に指導が入った。3回目は大臣に呼びつけられている。」と書き込んだものに対してでした。

 弊社団に文化庁からの行政指導が3回あったと記されています。
 そのうち1回は前文部大臣(正しくは前文部科学大臣渡海紀三朗先生)に弊社団会長が呼びつけられ、その会話内容まで記されております。
 全て嘘偽の記載であります。

として鵜川氏の書き込み内容を全否定した上で、

 鵜川善郷氏がご指摘の3回の指導の日時を明確に教えていただけませんでしょうか。
 関係省庁や前文科大臣に多大なご迷惑をおかけしては申し訳ありませんので事前に正確にご指摘下さい。
 以上の件は事実でしょうか。嘘偽の記載でしょうか。

と事実の正確な提示を求めています。最後に余計な一言を付け加えるあたり米長会長の興奮ぶりが伝わってきます。
 まだ直す気がないようなので、再度指摘おきますが、前大臣と元大臣だと公職選挙法上でも違反を取られるほどの政治家にとっては多大なご迷惑がかかる大きな間違いなので、元大臣のほうからクレームが来る前に正確に直したほうがいいと思います。
 
 2つ目が「マグロ名人戦騒動」についてです。すっかり忘れ去られた感のある「マグロ名人戦」ですが、本ブログのメインテーマです。詳しく見てみましょう。公開質問状では、まず、

2.マグロ大会
 三崎のマグロ大会は多くの将棋ファンが楽しみにしている大会であり、湯川博士氏が永らく関係していたものです。

と説明しています。
 文中の湯川氏は、鵜川氏ブログによれば、30年間マグロ名人戦の審判長という役員を務めていた方です。さらに続けて

 神奈川県支部連合会に於いて当事者同士が話し合いをして全て解決済みのことと認識しております。
 湯川博士氏及びLPSA側に与した者と、神奈川県支部連合会に与みして横須賀支部に編入した者とに分かれました。
 これも当事者同士で解決済みでございます。

と説明しています。この部分が非常に分かりづらいので細かく見てみます。
 これまでの情報を付け加えて私なりにこの部分の事実関係を解釈すると、
 ・某月某日、神奈川県支部連合会の事務所で、湯川氏西村将棋連盟理事が話し合って双方が納得、或いはこれ以上この問題で争いはしない点で合意した。
 ・この場に、O氏が居たかは不明。他に誰か居たかも不明
 ・湯川氏はLPSA側につき、同氏と同じ考え方の人も居れば、そうじゃない人もいる。
ということになるかと思います。
 「西村」理事は、鵜川氏が恫喝した張本人だと主張している人物です。
 また、O氏ではなく湯川氏のみ名前が出ている点が目を引きます。さらにわざわざ湯川氏がLPSA側に与したと書く意図も分かりにくいです。
 現時点では全くの推測ですが、米長マニアの私が推理してみると、ここで会長が強調したかった点は、

LPSA側についたマグロ大会実行委員の湯川氏でさえ、マグロ名人戦については文句言ってないよ

ということになるのでしょうか。
 この推測は、次の文にも関係してきそうです。

弊社団の普及に携わる職員や神奈川県連の方々に手続上何ら瑕疵はございません。
然るに、貴社団(代表理事中井広恵)は、弊社団があたかも恫喝まがいのことをしたなどの喧伝は不本意であります。

としており、
 恫喝については完全に否定
した上で、LPSAだけが恫喝したと喧伝していると主張しています。
 簡単に、米長会長の主張を整理してみると

・将棋連盟とLPSAとマグロ実行委員会の3つの立場があります。
・3つのうち、将棋連盟とマグロ実行委員会は、お互い解決済みという認識です。
・このことはマグロ実行委員の湯川氏(LPSA派)でさえ了解していることです。
・にもかかわらず当事者でもないLPSAだけが連盟が恫喝したなどと言いふらしてる

という論法になると思います。
 その上で

 人の悪口を言わないのは貴社団の設立時の理念であると信じております。
 鵜川善郷氏のブログ上の削除と他のブログへの書込みの削除を求めます。
 本年4月15日、4月19日、4月26日の記載です。
 貴女の見解をお聞かせ下さい。

と鵜川氏の書き込み削除とLPSA代表理事としての見解を求めています。

 米長会長の論法は一応筋は通っていますが、一つ大きな落とし穴があるように私には思われます。
 それは、結局連盟側の主張する当事者同士で解決済みというのも「湯川氏から聞いた」話でしかないのです。
 つまり、鵜川氏が「O氏と湯川氏から聞いた話」を、連盟が「湯川氏から聞いた話」で否定しているに過ぎません。
 どっちも「湯川氏から聞いた」話同士で潰しあいをしていることになります。
 マグロ実行委員会である湯川氏から一筆とっていれば別ですが、そこまで機転の利いたことを「西村理事」がしているわけがありません。出来るような能力があれば、そもそもこんな騒動を引き起こしません。 
 
 この内容についての議論は、既に2ちゃんねるではあまりなされていません。コアな住人の方たちが精力的にアンチ米長の書き込みをし、擁護派が時々応戦する程度です。初期のマグロ騒動に関心をもったライトな層は、この泥沼な応酬に呆れて離れていってしまい、一部有志がデータとして情報を収集しているくらいです。
 よって、この部分については引用なしで私なりの解釈のみとなっています。ご了承ください。

 公開質問状の3つ目は、mtmt問題ですが、これについては完全にスルーさせてください。
 4つ目は、女流棋士独立問題ですが、「後日改めて」と連盟はしています。
 以上が公開質問状の中身です。
 
 端的にいうと「泥沼化」しています。
 私がこの公開質問状を読んだときの感想は、「この騒動もここまでだな」というものです。
 この先の展開はある程度、将棋界の知識がある方なら想像できます。まずLPSAは、この公開質問状については黙殺するでしょう。そして米長会長も、鵜川氏やLPSAを訴える事はせず、時々日記やホームページで返答を挑発的に催促するだけでしょう。
 ほぼ八百長のような展開になったところで、また次のトラブルが発生するといった具合になると思います。
 なので、「マグロ名人戦騒動」についてのまとめはここで一旦終わりにします。
 
 この騒動で「一番悪くない」「何の落ち度も無い」「被害者」と思われているのは、マグロ実行委員会のO氏や湯川氏たちです。
 日本では、レイプされた少女でも、LPSA名誉会長の職業である弁護士に呼び出され法廷で反対尋問を受けます。一方、O氏や湯川氏は、自分達が鵜川氏に吹き込んだ話で騒動が大きくなったにもかかわらず証言するつもりはないようです。高齢の男性のわりには繊細すぎて、心に深い傷を負ってるのかもしれません。しかし、この悪くないO氏や湯川氏たちでさえだんまりを決め込んでいるようでは、真相は明らかにならず解決しようがありません。
 もちろん、真相を明らかにせずとも解決する事も可能だと思います。
 将棋連盟、LPSA、マグロ実行委員会の三者が共同で、「ご心配をおかけしましたが来年以降も協力して大会の普及に努めていきます」と発表すればいいだけです。
 しかし、これも現状ではまず無理でしょう。

 「マグロ名人戦騒動とは何か」の答えは、「斜陽産業の将棋界で起こった内輪揉めの一つ」と言うことになるのでしょう。
 しかし、それ以上に私が感じたのは、将棋界全体にこの程度の問題を解決できるパワーが既に無くなったということです。米長会長が策謀家すぎて問題を黙って処理するより掻き回すの好きなタイプだったからとか、告発者の鵜川氏が実はDQNだったという特定個人や組織に問題があるという意味ではなく、沈み行く船の上で皆がそれぞれの主張に精一杯で、周りにいたはずの救助船も呆れるか興味が無くなるかで誰も居なくなってしまった感じがします。
 ではマグロ名人戦のまとめはこれまで。
 終わりのないのが終わり。
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。