優勝賞品は「マグロ丸ごと1匹」!! このユニークな市民将棋大会を巡って起った騒動のまとめサイトです。 (更新終了済)LPSAによる 「対局ボイコット事件」もまとめました。右の「カテゴリ」から「対局ボイコット事件」を選んでご覧ください。
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2013年02月03日 (日) | Edit |
 ボイコット事件を紹介するのに、マグロ事件以前にまでさかのぼることになってしまいました。

 マグロ事件で57歳の相談役が大騒ぎしている間も、15歳の渡部愛「ツアー女子プロ」は着実に活動していきます。
 初参加のLPSA独自棋戦「第24回1DAYトーナメント・ファンクラブカップ」では1回戦で蛸島五段に敗れたものの、2回目の参加となる「第27回1dayトーナメント・シュヴァリエカップ」では初優勝を成し遂げています。
 決勝で中井広恵女流六段を破っての堂々の優勝で、表彰式では初々しくコメントをしています。
※参考:LPSA 第27回1dayトーナメントシュヴァリエカップ表彰式 
http://peevee.tv/v/5sjbeb

 北海道から東京への移動や学業との両立の負担がありながらも、LPSAの教室の講師もつとめたりしています。
 「平均年齢40歳以上」「20代の女性は皆無」というLPSAの講師陣の中にあって、10代の女子高生ということから人気も非常に高かったようです。

 そんな中で、第二期のツアー女子プロ試験の開催も発表されました。
 渡部さんが大活躍してるのだから、きっと第二、第三の渡部愛を目指して受験者が殺到するに違いないと思われたのですが、LPSAの発表では、

前期試験日程は2010年3月13・14日でしたが受験希望者がいなかったため中止としました。
後期試験日程は2010年9月4・5日で受験者1名の試験を行いました。(略)不合格となりました。

と年2回の試験にたった1人しか受験していませんでした。
 翌年の第三期も同様の状態だったようです。

 なぜ、こんなに魅力的な制度なのに応募者がいないのでしょうか?
 受験料が2万円であり合格しても登録料が年間3万円も取られるからでしょうか?しかし、それを言うなら連盟の奨励会の受験料は3万円で、入会金が10万円、月会費1万円(年間分一括払い12万円)に比べれば格安です。
 この応募者がほぼ皆無なわけを色々考えたのですが、

単に人気がない

の一言につきると思われます。
 というのも本気でプロの「女流棋士」を目指すのであれば、わざわざLPSAに行かなくても、また必ずしも奨励会を突破しなくてもなれる道が他にあるのです。
 それは将棋連盟が主催する「研修会」に入ることです。
 「研修会」は奨励会の下部組織とも予備校的存在とも言われ、関東・関西・東海の3か所で開催されています。ここではAからFクラスまで区分けされ、15歳以下でB1からA2クラスに昇格すれば奨励会の6級に編入できるというシステムです。
 更に女性限定で、C1クラスに上がれば、仮の女流棋士に当たる「女流三級」となる権利を得られます。その後2年間で所定の成績を上げれば晴れて「女流二級」となり正式な「女流棋士」になれます
 女流棋士に関してはこの「研修会」こそが育成機関と言っても過言ではありません。

 女流棋士になる道を連盟とLPSAで大雑把に比較しまとめると

連盟の研修会
・C1に上がれば自動的に女流三級資格が得られる。
・実際多くの女流棋士(男性プロ棋士も半数以上)がここから誕生している。
・歳も棋力も近い大勢のライバルと切磋琢磨できる。
・プロの男性棋士の指導が受けられることも多い。
・女性の入会時の年齢制限は26歳以下

となり、

LPSAのツアー女子プロ
・研修会に比べれば費用が半分以下で済む
1人ぼっち
・好成績なら女流棋士に「推薦」(認められるとは限らない)
・実際にここから「女流棋士」になった人はいない
年齢制限は特になし

といった感じになります。
 どう考えても研修会に入った方がいいです。
 特に「ライバルの有無」は決定的な条件の違いになっていると思われます。
 将棋に限らずプロを目指すならば、なるべく優秀なライバルの集まる強豪校や優れた指導者がいるチームを目指すのは当然です。
 仮にコネで「女流棋士」になれたとしても肝心の「強さ」がなければまるで意味がないからです。
 LPSAが勝るのは唯一「年齢制限がない」ことだけの気がします。
 実際、第二期のたった一人の受験者妙齢の方だったらしく、実技試験にはLPSA最強の石橋女流四段自ら登板し対局し不合格とさせたという嘘か本当かというような伝説もあります。

 「ツアー女子プロ」応募者が皆無の状態は、プロ組織としては致命的欠陥です。
 なにせ新人が1人も増えないのです。
 連盟の新人女流がLPSAに移籍してくるという奇跡でも起こらない限り平均年齢は上がり続けます。

 渡部愛さんがツアー女子プロ「第一号」になって約4年、未だ「第二号」は現れていません
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