優勝賞品は「マグロ丸ごと1匹」!! このユニークな市民将棋大会を巡って起った騒動のまとめサイトです。 (更新終了済)LPSAによる 「対局ボイコット事件」もまとめました。右の「カテゴリ」から「対局ボイコット事件」を選んでご覧ください。
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2013年06月21日 (金) | Edit |
 6月19日、22時になってLPSAのホームページに、

株式会社マイナビ様への謝罪

と題する文書が掲載されました。
 LPSAでは、夕方から夜にかけて文書がアップされる傾向にありますが、それにしても今回は随分と遅い時間にアップしています。ちなみに、この2時間後の翌6月20日が、今期のマイナビ女子オープンチャレンジマッチの参加応募の締め切り日となっています。
 それはさておき、タイトルから想像するとマイナビへの謝罪がなされたということになります。
 詳しく見ていきましょう。

 まず、文書の差出人ですが、

石橋代表理事と庄田理事の二人

となっています。
 記者会見でマイナビ批判の大演説をした「錦織淳」の名前はありません。
逃げ足の速さは、「さすがは錦織名誉理事長!」と言ったところです。

 続いて見てみると、

本来はスポンサー様というお立場で、プロ認定とは関係ない株式会社マイナビ様に対しても、弊協会新人女流棋士をプロとして認めるように理解を求めました。

としており、更に続けて、

株式会社マイナビ様が認めないのは、公益社団法人日本将棋連盟ならびに弊協会との三者間で締結していた「第6期マイナビ女子オープン」の契約に違反するものと判断し、第6期マイナビ女子オープンの契約解除ならびに対局放棄に至りました。

とこれまでの経過を書いています。
 当まとめでも散々揶揄した、

LPSA「連盟と話しても無駄!お前が判断しろ!」
マイナビ「棋士のプロ基準に関わる判断は、当社の専門外のことで出来ない。」
LPSA「出来ないだと?連盟の無法な要求を容認するのか!お前も同罪だ!」

という一連の無茶苦茶な言い掛かりで、契約違反だと主張したことを認めています。
 そして、

しかし、この判断と行動については、拙速かつ一方的であった、現段階において結果として間違っていたものと考えるに至り、今ここに「契約違反があった」という弊協会としての主張は取り下げさせていただきます。

として、ようやく言い掛かりだったことを自覚し、この主張は取り下げることにしたようです。
 但し表現を見てみると、

「拙速」「現段階において」「結果として間違い」

としており、将来的には翻す可能性や、異なる結果(世論の流れ・公正取引委員会の介入等)があればまた持ち出す気もあるようです。
 
 また、騒動当初にさかのぼるとLPSAは、二つの主張をしていました。
 一つは、「共同主催二者による重大な契約違反」で、もう一つは「決して許されることのない自治権の侵害」でした。
 このうち、後者の「自治権の侵害」が、今回取り下げたマイナビによる女流棋士のプロ認定の問題です。
 前者の「共同主催二者による重大な契約違反」は、昨年七月マイナビオープン予選でマイナビが渡部愛さんをアマ表記した問題で、結論から言うとこちらの方は、今回の文書では全く触れられておらず、

渡部愛のアマ表記問題については、取り下げていない。

ということになります。
 「いや、それも含めての謝罪だろう…」と勝手に思い込みたいところですが、元々今回の騒動はマイナビの契約にわずかに穴があったことも原因のひとつです。
 同じ過ちは、二度としないようにしてもらいたいものです。

 そして、この文書最大のポイントとなるべき「謝罪の部分」になります。
 そのまま引用すると、

これに起因した一連の記者会見や、1月30日の準決勝対局の放棄、適切ではなかった書面の送付かつ公開など、長年将棋界を支援して下さってきた株式会社マイナビ様への礼を失した対応により、多大なご迷惑と不快の念を与えましたことを、謹んでお詫び申し上げます。

としています。
 一読した感じでは、ごくごく普通の謝罪文ですが、よくよく見ると恐ろしいものでした。
 すなわち、この謝罪文書によると、

記者会見や対局ボイコットやマイナビ宛て通知文書は、礼を失した対応だった

というのがLPSAの最終的な見解で、その失礼をお詫びしたというのが今回の文書ということになります。
 「礼を失する」とは、「失礼な態度を取ること。」という意味です。
 挨拶をしなかったり、挨拶を返さなかったり、よそ見して話を聞いてたり、ネクタイ無しで営業先にいったり、おかしな敬語を使ってしまったり等々です。
 通常、礼を失した場合の謝罪の言葉は、「失礼しました」で済む程度のことです。

 LPSAは、マイナビ宛ての通知文書で、

「公式戦にださせて欲しければ、頭を下げて俺のところに来い」といわんばかりに非礼極まりないものであり、およそ常軌を逸したものです。かかる無法な要求を、なんと貴社は容認しておられるのです。

と言っていました。

連盟は非礼極まりなく常軌を逸している!マイナビよ!お前も同じだ!

と書面を送りつけておきながら、LPSAが謝る側になったら、

礼を失した対応をした

だけになってしまっており、この部分だけ見ても、本気で謝る気がないことが窺えます。
 せめて同等の表現、「非礼極まりない且つ常軌を逸した無法な対応によりご迷惑を掛けました。」くらいは言ってもらいたいものです。
 また、

・準決勝を「対局ボイコット」して、現在進行形のタイトル戦を台無しにしたこと
・マスコミ各社を集め記者会見し、延々とマイナビ批判をしたこと
・その結果、マイナビ社のイメージダウンになる記事が新聞各紙を賑わしたこと

も全て、LPSAにとっては「礼を失した」程度に過ぎないということのようです。

 色々見てきましたが、結局、今回の謝罪文書は、本気で謝るためのものではなく、

連盟の出した提案を形式的にクリアするためだけの謝罪

と見るのが妥当でしょう。
 その証拠に、石橋女流へのLPSA内での処分もなく、LPSA人事の刷新もありません。
 追及したとしても、「礼を失した」程度のことだから、処分が必要な不祥事ではないという説明になると思います。つい先日のプロ野球の統一球の隠ぺい問題で加藤良三コミッショナーが同様の理屈で責任逃れをしたのと同じです。野球の方は第三者による調査委員会を設置するなど、再発防止策も併せて発表していますが、LPSAではそれさえもありません
 更に、ツイッターをしてる中井女流や中倉姉妹や島井女流も謝罪ツイートもなく、それどころか謝罪文をリツイートすることすらもしてません。船戸女流のブログも平常運転で、渡部愛さんも沈黙といった感じです。
 LPSAの女流棋士の誰一人として自分の言葉で謝ってる人はいません

 とは言え、だからけしからん!というほどの事でもありません。
 実は、LPSA的にはよくあることで、以前のマグロ事件の際も連盟と仲良くする共同声明を出して、そしてすぐに破談したなんてこともあり、古参のLPSAウォッチャーの諸氏にとっては「またか」程度の事だと思います。
 形式的とは言え謝罪を出した結果、マイナビが許してくれ、連盟が渡部愛さんの女流3級を特例で認め、更には女流認定が認められれば、LPSAにとっては大勝利になります。また、事がLPSAの思惑どおりに進まなかったとしても、今度はそれを盾にまた連盟との闘争が行えるので、いずれにしても損はないと判断したのかもしれません。

 最後に、LPSAが、連盟やマイナビに対して言い放った「常軌を逸する」の意味は、「常識外れの言動をとる」です。
 LPSAの一連の言動を「礼を失した」と表現するよりは、こちらの方が相応しい気がします。
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コメント
この記事へのコメント
冒頭にあった
『今期のマイナビ女子オープンチャレンジマッチの参加』
が関係しての今回の謝罪ならば、
マイナビ様には温情ある対応で、渡部愛さんには参加権を与えて欲しいですね。


渡部さんが対局する姿を、とにかく見たいです。
LPSAが独自のプロ認定をした故に、LPSA内の対局機会も失われている現状が残念でなりません。


もちろん今回の謝罪文(なんだろうか?)
に関しては、これで決着とはなるべきではないと思います。
(ただ言動を見る限りは、着地点は見えないよなぁ)

2013/06/24(月) 11:05:53 | URL | @ki #-[ 編集]
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