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2013年10月03日 (木) | Edit |
10月2日 将棋連盟、絶縁状発表
 
 LPSAによる勝利宣言、スポンサー批判再開にも沈黙を守ってきた将棋連盟。
この長い沈黙を破って、10月2日、将棋連盟公式ホームページに、「日本女子プロ将棋協会(LPSA)への対応について」という文書を公開しました。
 内容を簡単に言うと、これまでの経緯に触れた上で、

現在のLPSAという組織とは一切の契約・交渉をしないことに致しました。

という決断をしたようです。
 報道や2chでは、これを連盟のLPSAに対する「絶縁状」と受けとっており、ヤフートップを飾るなど注目を集めています。
 
 では、少し詳しく見ていきましょう。
 今回の連盟文書で、新たに分かったことは、

・渡部愛女流の特例認定は、契約期限の迫っていた女流王位戦契約に関連したものだった。
・連盟とLPSAは、相互協力関係を約する合意書を締結していた。

という2点です。

 最初に、「女流王位戦」に関してです。
 これまで、連盟が不自然なまでにLPSAに対して甘い提案をし、更に不十分な謝罪と知りつつ渡部愛さんの特例を認めたことに、疑問を感じる人が多かったことでしょう。
 それが今回の文書で、女流王位戦を存続させるためだった、ということが分かってきました。
 女流王位戦は、LPSAが主催者に唯一含まれる棋戦であり、スポンサーの中には北海道新聞も含まれ、北海道出身の中井女流、渡部女流がいるLPSAに伝統的に好意を持つ棋戦です。
 創設されたのも1990年で、中井女流(当時は連盟所属)の全盛期にあたり、中井女流が、第1回から3年連続女流王位の座についています。ちなみに、アマチュア対象の「女流アマ王位戦」もLPSAが主催しています。
 このような背景から、スポンサーである新聞三社連合が、LPSAに(或いは中井女流・渡部女流に個人的に)同情的な立場であり、目前に迫った棋戦契約交渉において、棋戦廃止をちらつかせるなど連盟に圧力を掛けた結果、連盟は不本意ながらも特例認定をした可能性が考えられます。
 交渉経過が不明なので真相は闇の中ですが、少なくとも連盟が自身の面子よりも棋戦存続を選んだという判断は、評価できると思います。

 次に「相互協力関係の合意書」についてです。
 今回の文書では、

 当連盟は、LPSAとの間で、これまで各棋戦を円滑に運営するため相互協力関係を約する旨の合意書を締結してまいりました。しかし、棋戦を主催・協賛して下さる主催者様、スポンサー様を守るためにも、LPSAとは契約関係を維持することはできませんので、本年9月30日を期限とする当該合意書については、更新をしておりません

としており、連盟の長い沈黙は、この合意書の期限(9月30日)を守っていたためと分かります。
 逆に言うと、LPSAは、合意書を無視して週刊誌上で連盟批判・スポンサー批判を繰り広げていたことになります。
 これまで、連盟とLPSAでこうした合意書が締結されていたことが明らかになっていなかったので、単に「スポンサー批判再開」と説明してきましたが、それだけではなく、両団体間の合意書に違反した行為だったことが明らかになりました。いつ締結されたのかは、明らかになってないので不明ですが、おそらく渡部さんの特例認定と同時あたりではないかと推測されます。

 これで、LPSAは、今年に入って2度も契約を反故にしたことになります。
 1回目は、発端となったボイコット時の「今期マイナビ女子オープンの契約破棄」です。そして、この契約破棄が間違いだったとLPSA自身が謝罪したからこそ、特例を認めて貰ったのです。
 しかしそのわずか1ヶ月後、LPSAは合意書を無視してスポンサー連盟批判をしたことになります。
 半年で2度も契約を反故にされれば、一般の企業・商店であっても、「二度と取引しない!」と絶縁するのは当然でしょう。
 そして、連盟もこの常識的な判断で、LPSAを「当連盟の棋戦存続を脅かす存在」と認定し、冒頭の絶縁宣言に繋がったいうことになります。

 これまでの連盟の対応は、LPSAによるボイコットやスポンサー批判に対しても、言葉では強気でも内実は極めて弱腰な対応を繰り返してきました。
 いわば、「アクセルとブレーキを同時に踏む」が如く、中途半端なものでした。
 しかし今回、連盟は、「現LPSA」とは契約だけでなく

交渉もしない

と宣言しており、これまでにない厳しい態度を示しています。
 まさに「絶縁状」に値する内容ですが、連盟内部や周辺にも様々な思惑でLPSAを支持する者もおり、この態度を果たして貫けるかどうかはまだ分かりません。

 一方、LPSAが、これにどう対応するのかも注目です。


10月2日 将棋連盟、新女流認定基準発表

 「絶縁状」文書発表と同じ10月2日、女流認定基準の改定が発表されました。
 前回の渡部さん特例発表の「おまけ」として、近々発表するとされていたものです。

 今回の改定により、新たに、

アマチュアの出場枠がある女流棋戦で「本戦ベスト8」に進出した場合

に、女流3級認定するということになりました。

 この新規定では、これまで参加した棋戦全て予選落ちだった渡部愛さんは「女流3級」資格を取れなかったことになります。
 さすがに渡部さんの実績を基準にすると、該当するアマチュアが続出することになるので、連盟も自重したようです。
 結果、渡部愛ファンとしては大変残念ですが、「渡部さんはボイコットのおかげで女流棋士になれた」ということになりました。
 また、これにより、連盟の研修会に通うことなく、LPSAに所属しながら女流棋士を目指す道も開かれたことになります。
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